「やはり、しっかりした日本人としての国家観や歴史観をもった人間でないと、新しい時代は拓けない」と強く感じ、昨年「実践政治スクール」と称して受講生を東京と大阪で募集したところ、どちらの講座にも定員一杯の申し込みがあり、皆さん熱心に私の講義を聴いていただきました。
私が各界のリーダーを志す皆さんに伝えたかったことは、「日本の歴史に誇りを持つこと」「人間とは何かを、常にテーマとして持つこと」で、その上に「新しい日本の青写真を描くこと」ということでした。
今年も、「日本の近代史講座」「日本よい国講座」「自治体経営者による実践講座」の昨年と同じ内容の3つの講座も開講する予定ですが、今年はまた新たな視点も加えて、東京で「一般公開講座」と「中国古典に学ぶリーダー学講座」も開講します。
「一般公開講座(全6回)」は、オープンな講座で、その時の日本や世界の重要課題に取り組んでいる国の責任者等に登場いただき、私も含めて皆さんと率直な意見交換をして自らの考えを深めていこうとするもので、党派などにこだわらず「その時に、その掌にある責任者」の考えを聞いてみようという講座です。
第一回は原発問題。最高責任者である細野大臣をお迎えします。第二回は外交防衛問題で、官邸で両方を担当している長島昭久首相補佐官を予定しています。たまたま政権党ということで民主党の国会議員が続きますが、これから自民党などの野党の方々、また維新の会などの新しいグループや自治体経営者、学者や経済界の方々にもご登場をお願いしていく予定です。
私の思いは、とにかく「日本をしっかり再生する」ためにあらゆる努力を惜しまないということに尽きます。
また6月から予定しております「中国古典に学ぶリーダー学講座(全6回)」は、政財界の指南役として第1人者である田口佳史先生により、中国などの古典を題材にしてリーダーとしての自己を磨いていく講座です。私もご一緒に学ばせていただき、今日本や世界に起きていることなども取り上げながら、「我いかに処すべきか」を考えていきたいと思います。
さらに近々仙台でも講座を開講する準備を進めておりますので、東京の講座に参加できない方々でご興味ある方はご参加ください。