サッチャー元英首相死去に寄せて…
2013.04.09
サッチャー元英国首相が87歳で亡くなった。
20世紀を代表する政治家の一人が消え、とても寂しい。
20世紀は、政治的には資本主義か共産主義か、私有財産を尊ぶか否定するかが争われ、人類は対立と多くの戦争などの災厄を経験した。
その対立にサッチャーは、明確にピリオドを打った偉大な政治家だ。
世界からは共産主義国はほとんど消滅。
中国も実態は資本主義に近づいた。
勝負あったのだ。
しかし私有財産の尊重や選択の自由といった自立自尊を育む価値は、重税や福祉国家といった「大きな政府」を志向する形を変えた共産主義によって挑戦を受けるようになっている。
日本維新の会は、自由と責任を重んじる政治の理念を貫いていく。