人と動物の関係は古くからのものですが、長い年月を経て動物たちは人間にとって暮らしの中になくてはならないものになっています。
ただ、今私たちの周りからは、身近な自然が減少し、命あるものに対していたわりを持つという慈しみの心が希薄になっている気がします。
私は、動物に親しみ、動物を愛することによって、いのちの尊さを感じることが、犯罪を予防する大きな力となり、すべてにやさしい社会を創っていくことに繋がると思っています。
杉並区長時代には、動物との共生を考える懇談会を設置し、ペットの正しい飼養についての啓発活動、飼い主のいない猫を増やさない支援事業などの他、震災時対策として、震災時における動物救援対策についても東京都獣医師会杉並支部と「災害時の動物に関わる救援活動に関する協定」を締結しました。
人も動物も社会を構成する一員だという意識をもち、ともに健やかに暮らしていく社会をつくることが私の政治家としての仕事のひとつだと考えています。
参照:山田宏著「第三の道」(2010年5月)マガジンハウス P128-129
下の画像をクリックすることで、大きな画像をご覧いただけます。