明けましておめでとうございます。
新しい年の東京の朝は、すっきり晴れて清々しいスタートとなりました。皆さまもお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。皆さまにとりまして、今年もこの元日の空のようにすっきりと明るい1年となりますように、心からお祈り申し上げます。
私は、午前中、皇居で行われた国会議員が参列する「新年祝賀の儀」に出席して参りました。11時に宝明殿に天皇皇后両陛下と皇族方がお出ましになり、衆参両院の議長から新年の祝辞が奏上され、そのあと天皇陛下より「国の繁栄と国民の幸せを祈ります」とのお祝いのお言葉をいただきました。改めて自らの重責に身の引き締まる思いでした。
さて今年は「癸巳(みずのと・み)」の年です。「癸」とは「はかり」という意味で、「筋道を立てて処理する」という意味があり、「巳」は「冬眠から覚めた蛇が這い出してくるさま」とも、「人間の胎児のさま」を示す象形文字とも言われ、「新たなものが出来上がってくる」という意味を持っています。つまり、「癸巳」の今年は、来年の「甲午(きのえ・うま)」の新時代に向かって、「新しい時代の準備を、筋道を立てて古い様式を整理していく」という年です。
「新時代の新様式の準備を行い、新しい時代の目覚めの象徴となるように、旧態や古式を整理する」
政治も、「先送りの政治」「決められない政治」を生み出す旧態を整理し、「守りの政策」ではなく、「課題を解決する政策」を思い切った発想と行動でしっかり実施していかなければなりません。まさに私が杉並区長に就任した当初のような気概を持って、今月から始まる国会に取り組んでいきたいと思います。
どうか本年もよろしくお願い致します。
平成25年元旦